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Text File  |  1994-06-01  |  11KB  |  203 lines

  1.   ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
  2.   ☆         DEFGEN 操作マニュアル for v0.7          1994.2  ☆
  3.   ★                              NIFTY-Serve ID PED00201  JINX  ★
  4.   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  5.                            for フリコレ8
  6.  
  7. 【はじめに】
  8.    本ソフトはNIFのログ整理ツールCATLOG(飛雪さん作)の動作条件
  9.   設定ファイルCATLOG.DEFを、より簡単に設定するためのものです。
  10.   CATLOGは現在(1994.1.30)NIFTYのFRAV/DL12#070に1.0nがアップされ
  11.   ています。1.0未満の版をお使いの方は、拡張されたスイッチを指定した場
  12.   合に正常な処理ができないと思われますので、できるだけ新しい版をお使いく
  13.   ださい。
  14.    DEFGENでサポートしているスイッチはCATLOG1.0n段階の大
  15.   部分です。DEFGENv0.6から、以下の変更を行いました。
  16.     ・新スイッチに対応
  17.      -Forced-Del-old-file(今日より古いファイルの強制削除)
  18.      -Index-Path(インデックスのパス)
  19.     ・サポートスイッチ追加
  20.      -Del-FAPX-RES-file(FAPXのRESファイルの削除)
  21.      -MakeUpDL-Into1File(データライブラリを一つのファイルにまとめる)
  22.      -Without-I(読み飛ばす入力ディレクトリ)
  23.     ・-I指定以外の処理開始スイッチの表示場所をまとめ、一度にONにできる
  24.      スイッチを一つとした。
  25.     ・拡張子にDF0のファイルが既に存在する場合に、エラーで停止する仕様
  26.      を改善し、DF1・・・と順に末尾の記号が変化していくようにした。
  27.  
  28. 【動作条件】
  29.    本ソフトはFM-TOWNS専用です。
  30.    本ソフトはF-BASIC386コンパイラV2.1L10Eで製作されて
  31.   います。T-OSはV2.1(L20以降をお勧めします)をお使いください。
  32.    T-OS・V1.1では動作しませんのでご注意願います。
  33.  
  34. 【ファイル構成】
  35.   \CATLOG
  36.       | CATLOG.EXP  (←飛雪さん作のソフトです)
  37.       | CATLOG.DEF  (←バラメタ無しの起動では、、このファイルを編集します)
  38.       +\DEFGEN
  39.          | DEFGEN.EXP   (プログラム本体)
  40.          | DEFGEN.BAS   (F-BASIC386ソース)
  41.          | DEFGEN_D.DAT (サポートスイッチデータファイル)
  42.          | DEFGENPT.DAT (画面色設定用ファイル)
  43.          | OPTIONSJ.DOC (ヘルプ用データ)
  44.          | DEFGEN.GGG   (概要ファイル・実行時には不要です)
  45.          | DEFGEN.DOC   (本ファイル・実行時には不要です)
  46.  
  47.   CATLOG.DEFとDEFGENとの関係が、上記の位置関係となるように
  48.   置いてください。
  49.  
  50. 【起動方法】
  51.    a.アイテム登録する。
  52.      DEFGEN.EXPをT-OS・V2.1ディレクトリ移動有りで登録し
  53.      てください。DEFGEN.EXPを登録したアイコンをダブルクリックすると起
  54.      動します。
  55.    b.ファイル直接実行する。
  56.      T-OSのメニュー画面でドライブ選択ウインドウの右肩の四角をクリ
  57.      ックして、ファイルモードにしてください。画面上にDEFGEN.EXPが表示
  58.      されるまで、ディレクトリをダブルクリックしてください。DEFGEN.EXP
  59.      をダブルクリックすれば起動します。
  60.  
  61.    アイテム登録での起動方法では、パラメタを記述することが可能です。パラ
  62.   メタの書式は以下のとおりです。
  63.    【-f:X:\xxxx\yyyy\zzzz.DEF】
  64.     -f:を必ずパラメタの先頭に記述してください。
  65.     X:\xxxx\yyyy\zzzz.DEF → CATLOGの-f:スイッチに対応してCATLOG.DEF
  66.                                以外のDEFファイルを読み込む場合にドライブ名
  67.                                込みのフルパスで記述してください。
  68.                                -f:とは間隔を開けずに記述してください。
  69. 【必要なもの】
  70.     マウス
  71.     キーボード
  72.  
  73. 【操作方法】
  74.    DEFGENは、起動時に3個のファイルをアクセスします。まず画面色デ
  75.   ータファイル(DEFGENPT.DAT),続いてサポートスイッチファイル(DEFGEN_D.D
  76.   AT),最後にCATLOG.DEFです。
  77.    DEFGENPT.DATとDEFGEN_D.DATの読み込みに失敗すると、その旨が表示されプ
  78.   ログラムが停止しますので、DEFGENディレクトリにファイルを正しくセットしてから再
  79.   起動してください。CATLOG.DEFが読めなかった時にはDEFGEN
  80.   の初期設定の状態で起動します。
  81.  
  82.    DEFGENの実行画面は4ページあり、1ページ目は使用上の注意事項が
  83.   表示されますので、よく読んでください。処理に必要なファイルの読み込みを
  84.   完了した段階で画面下部にマウス左クリックの指示が点滅しますので、マウス
  85.   の左ボタンを押してください。なおこの画面で画面下部に『???番目に-xxx
  86.   xxxxを追加しました』という表示が出た時には、CATLOG.DEF(以降元DEFと表
  87.   記)の中に、サポートスイッチファイルにないスイッチがあった事を示します。
  88.   この場合DEFGENが生成するDEFファイルに追加したスイッチをコメントマーク
  89.   (;)をつけて記入しておきますのでその機能が必要な場合には、エディタで
  90.   コメントマークをはずしてください。
  91.  
  92.    2ページ目は基本設定部分です。特に入力元と出力先を誤るとCATLOGが正常
  93.   に処理できなくなりますので、誤りのないように設定してください。説明が前
  94.   後してしまいましたが、CATLOGのスイッチには「スイッチを指定すれば処理内
  95.   容が確定するもの」と「スイッチと有効なパラメタを指定しないと機能しない
  96.   もの」があります。DEFGENでは前者のスイッチは左クリックすることによって
  97.   トグル動作します。
  98.    後者のスイッチは、さらに2つのパターンに別れます。ひとつは、パラメタ
  99.   に数字等の記号を使用し、その記号により機能が決定するものです。このパター
  100.   ンの場合には、記号の意図する意味を画面に表示し、必要な側を選択すると非
  101.   選択側の表示がOFFを示す色に変化します。(シーソーのような動作となり
  102.   ます)もうひとつは、ユーザー固有の条件に設定する必要があるものです。こ
  103.   のパターンの場合には、使用される方それぞれの条件に合わせてドライブ名や
  104.   ディレクトリ名ファイル名を入力してください。なお、入力領域は画面最下段
  105.   に現れます。何も入力せずにリターンを押すと元の設定が保持されます。編集
  106.   キーによって現状の設定を変更することは現バージョンではできません。パラ
  107.   メタ付きスイッチの大部分にはON-OFF表示をつけています。設定を有効にする
  108.   ためにはON表示の状態にする必要があります。ON-OFF部分はトグル動作とな
  109.   っています。ON-OFF表示のないものは、強制的にONとします。これは入力元
  110.   や出力先の指定等の必須指定項目と選択項目のごく一部だけです。
  111.    次頁の表示部を左クリックすると3ページ目に画面が切り替わります。
  112.  
  113.    3ページ目以降はCATLOGをある程度使い慣れた方向けのオプションス
  114.   イッチです。3ページ目の上部には、通常の入力指定以外のCATLOGの処
  115.   理を開始するトリガーとなるスイッチをまとめてます。これらのスイッチは、
  116.   以前の版(v0.6)では全てをONにすることができましたが、すべてをO
  117.   Nにした場合には、DEFGENが作るDEFファイルのスイッチの順番によ
  118.   り、実際に有効となるスイッチが一個だけでしたので、v0.7からは一個し
  119.   かONとならないようにしました。画面下部の次頁・前頁を左クリックすると、
  120.   画面が切り替わります。
  121.    4ページ目の指定中には削除を伴うものも含まれていますので、使用の場合
  122.   には充分注意してください。もし、指定を誤って大切なログを消してしまって
  123.   も、私にはお気の毒ですとしか言う術がありません。余計なお世話ですが、削
  124.   除系のスイッチを使用する場合には、『ログを入力ディレクトリ毎に凍結しな
  125.   がら実行』スイッチをONにするとか、バックアップをとっておくとかの事故
  126.   対策を、DEFGENやCATLOGを使用される方の責任において施してください。
  127.    前頁の表示部を左クリックすると画面が戻ります。
  128.  
  129.    画面右上部の『更新して終了』を左クリックするとDEFGENで設定した
  130.   内容にCATLOG.DEFの内容が変更され処理を終了します。 この時、
  131.   元DEFがDEFGENで作ったものでない場合には、元DEFを元DEF名.
  132.   DF0とファイルの名前を変更して保存します。CATLOGに添付されてい
  133.   るDEFファイルは、スイッチのマニュアル的な性格もありますので後で読み直した
  134.   いことがあるかと思います。そんな時にはこのファイルを見てください。なお
  135.   同名のファイルが先に存在する場合には、拡張子DF0の末尾の数字が増えた
  136.   ファイル名となります。
  137.    画面中央上部の『更新せずに終了』を左クリックすると元DEFの内容を変
  138.   更せずに処理を終了します。
  139.  
  140.    画面左上部の『HELP』を左クリックすると、ヘルプメニュー画面が現れ
  141.   ます。
  142.    CATLOGで使用するスイッチ名が羅列されますので、目的のスイッチを
  143.   左クリックすると、OPTIONS.DOCを利用したヘルプが表示されます。DEFG
  144.   ENでサポートしていないスイッチでも、表示されてしまいますし、DEFG
  145.   ENではスイッチ名を表面に出していないので、対応が判り難いのですが、こ
  146.   の辺は今後の検討課題として、とりあえずヘルプもどきが付いたということに
  147.   しておいてください。
  148.  
  149. 【画面色変更】
  150.    DEFGENPT.DATをお手持ちのエディタで書き換えてください。書
  151.   式はDEFGENPT.DATに記載してますので、それに従ってください。
  152.  
  153. 【補足】
  154.    CATLOGの豊富な機能を、画面上にわかりやすく表現することには、か
  155.   なり無理があることがあることが、このプログラムを作成してみて実感しまし
  156.   た。私自身使ったことのないスイッチが多数あるにもかかわらず、このような
  157.   プログラムを作ったということ、私自身の表現能力の欠如が原因なのですが....
  158.     FTOWNS1のMOPTERMと仲間たちの会議室(MOPTERM関連
  159.   のFRAV移動で会議室自体が無くなりましたが)で、CATLOGが動かな
  160.   いという書き込みがあった場合の原因の大部分はDEFファイルの設定不良で
  161.   した。そのため、初心者向けのDEFセットアッププログラムをつくれば、そ
  162.   れなりに有用なものにできるのではないか。というのが当初の狙いでした。だ
  163.   から、初版でサポートしていたスイッチはv0.5の2ページ目のみでした。
  164.   しかし、初心者も初心者である時期は僅かで、すぐに物足りないと感じるよう
  165.   になってしまうでしょう。それに、どうせ作るなら自分でも使えるものにした
  166.   い、ということで、サポートスイッチを大幅に増やしたのがv0.6です。
  167.    v0.7では、かねてよりご要望をいただいていたCATLOGの最新版の
  168.   スイッチに対応するということを目標として作成しました。CATLOG1.0nで公開
  169.   されているスイッチで、DEFGENからセットすることに意味のあるスイッチは全
  170.   て網羅できたと思っています。
  171.    画面上で処理の内容がわかるように努力はしましたが、まだわかりづらい表
  172.   現が多数あります。そんな時にはCATLOGに添付されているドキュメント
  173.   と照らし合わせてみてください。きっと、このスイッチのことを示しているの
  174.   か、と思われる部分があると思います。
  175.  
  176. 【謝辞】
  177.    本プログラムの改良(起動時のパラメーター取得)に関しまして、FTOWNS1-MES13
  178.   No.439にて、富士通・吉村様より公開されましたパラメーター取得ルーチンを使用させ
  179.   ていただきました。有用なルーチンを公開していただきましたF-BASIC386開発
  180.   陣の皆様に感謝いたします。
  181.    本プログラムはCATLOGの小判鮫ソフトです。優秀なログ整理ツールを
  182.   提供していただきました飛雪さんに感謝します。
  183.    本プログラムを製作するにあたりまして
  184.                   NAA02244          飛雪さん
  185.                   PFG02442          <Nakatani>さん
  186.                   PEE01244          Yama-chanさん
  187.                   HCD01017          CATBEEさん
  188.                   HAD01045          SAINTさん
  189.    以上の方々に、動作チェック・評価・改善方法指導をしていただきました。
  190.    バグでまともに動作しないものも、何度か送りつけてしまったのですが、そ
  191.   の度に、励ましていただきました。本当にありがとうございました。
  192.    また公開版の改良に関しまして、
  193.           PFF02225      チロキさん
  194.    から、詳細な使用状況をお知らせいただきましたので、改善対策を立てるこ
  195.   とができました。ありがとうございました。m(._.)mペコリ
  196.  
  197. 【さいごに】
  198.    本プログラムを使用してみて不具合点や改善要望等がありましたら、作者ま
  199.   でメールをお送りいただくか、FTOWNS1のフリーウエア関連会議室又はFRAVの
  200.   お気楽もっぷた~む会議室に書き込んでください。不具合点を作者が確認でき
  201.   れば、改版時に直る可能性が高くなります。(^^;
  202.        メール宛先:PED00201@niftyserve.or.jp  JINX(安東友哉)
  203.